10Gbps契約してたーという記事でさらっと言っていますが、宅内を10Gbps対応しました
宅内10Gbpsとは?
早い話家の中10Gbpsですよ(何言ってんだこいつ
なお10Gbps構築できても流すデータはほぼありません(ロマンのため、しょうがないね
実は10Gbpsのネットワークを組むのは比較的簡単にできます。
というものも今まで使ってたNICやネットワーク機器、ケーブル類を対応したものに変えればいいだけです
中古の業務用ネットワーク機器もそうですが、新品でも一部メーカーが対応したものが出ています。
使用したもの
ロマン重視なのでファイバー入れたりしました
必要なものとしては
- 光ファイバー
- SFP+モジュール
- ネットワークカード
- その他間に入れるなら対応したネットワーク機器
です
光ファイバー
光ファイバーはAmazonなどでも売っています
注意する点としては使用するモジュール、距離によってファイバーの種類が異なるので間違えて購入しないようにしましょう(2敗
今回はMMFモード、OM3、LC/LCのケーブルを買いました。
光ファイバーって書くと光回線を引くとNTTとかが引いてくれる光ローゼットまでの硬いやつと思いがちですが、ONUと光ローゼット間に使う柔らかい光ファイバーみたいなやつもあります
SFP+モジュール
10Gbps通信できるSPF+に対応したモジュールです
似た名前でSFPモジュール(1Gbpsまで)などあるので注意です
こちらもAmazonなどで売っていはいますが、少々高いのでその手のネットワーク機器を扱う専門ショップで買いました
SFP/SFP+モジュールは色んなところから出ていますが、ベンダーロック(メーカーが指定した組み合わせじゃないと動作しない制限)があるので、事前によく調べるようにしてください
(安めの機材を買ったけど、モジュールがウン十万もするなんてこともあるらしい)
FS.COM SFP-10GSR-85
光ファイバーを接続できる10Gbpsモジュールです
(SFP+としては)ごくごく普通のタイプなので特に明記することもありませんがfs.comはベンダーロックはありません
FS.com SFP-10G-T
RJ-45でメタルケーブルで接続する10Gbpsモジュールです
ONUやONU一体型ルーターなどは基本的にRJ45しかありません
せっかく10Gbps契約したのに使えないのはもったいないということで用意しました
前回の記事に出ている貸与ルーターF2886Sはこれで接続しました
需要の関係か結構高いです
あとSFP+モジュールは比較的発熱する傾向がありますが、こいつは特段発熱します
L3SWのX510のオプションのa同等モジュールでは隣接してつけるなと書いてありました(しましたが
ネットワークカード
PCなどにSFP/SFP+を搭載できる端子は無いのでNICが新たに必要です
新品は結構しますが中古で良さげなものがあったのでそちらを購入
ちょいちょい書いていますがベンダーロックのにご注意ください
また、SPF/SFP+を使用する拡張カードはネットワークカード以外にもfireberChannelというストレージの通信規格でも用いられるので、ご注意ください(1敗
ちなみにファイバー接続をしないのであれば、先程の10G-Tモジュール同様にRJ45で通信できるNICも結構あるのでそちらをどうぞ
10Gbpsはだいたいx4レーン分消費するのでレーン数が十分あって使用できる(組み合わせなどで使用できるレーン数が分割されるものあるので)マザーを確認しておいたほうがいいです
Mellanox ConnectX-3
ベンダーロックがないので心配は少ないですが、サポート切れとWindowsのドライバサポートがもう終わってる(Win10まで)点などやや不安点はありますがお手軽です
どうもモジュールタイプもあるみたいなのでややこしいですが、(変換アダプターが一緒の)PCIe接続のやつを使ってます
ネットワーク機器
複数のPCやらサーバーやらつなげるならスイッチが必要です
ちょうど元々所有してたx510はSFP+のポートが4つあったのでそちらを使用します
正直4ポートはカツカツなのと、モジュールが発熱する件もあるので他の機器に乗り換えたいなとか思ってたり
かかった費用とか
一経路にモジュールx2とファイバーx1が必要です
3経路分+ルーター間の4経路分用意したので
購入場所 | 単価 | 個数 | |
SFP+光ファイバーモジュール | fs.com | 2060 円 | 6 |
ファイバー | Amazon | 約1000円 | 3 |
SFP+ RJ45モジュール | fs.com | 6695 円 | 1 |
NIC | ヤフオク | 約4000 円? | 3 |
送料が fs.comでかかったので 1,700円
あと関税が2,500円
ざっくり合計 38,200円ぐらい(購入当時、現在そこそこ値上がりしてる)
光ファイバーなら一経路に5,000円+NICぐらいかかるといったところでしょうか
現在10GbpsでもRJ45ポートがついていたり排他だったりできるものが販売されているのでなんともな~という金額でした
接続とか
SFP/SFP+モジュールや光ファイバーは基本的に接続するだけで動作します
ただ、コンソールとかで接続されたと通知されるものもあるので確認しておくといいと思います(X510は接続/取り外し時にコンソールに出力されます)
Windowsの場合、いい感じにやってくれるところはありますが、マザーボードのNICが勝手に使われるのが気に食わなかったので無効にしてます(Windowsで無効にしているため、WoLは動く…はず?)
参考
- シングルモードファイバOS1とOS2:それぞれの特徴・違い・選び方について | fs community
- ファイバチャネルと光トランシーバ、意味・違いとは | fs community
- 10GbE(10GBASE-SR)への移行 | SHO PAGE
他にもいろんな記事を参考に今回の10Gbps化をしましたが、記事にするまでの期間が空いてしまいわからなくなってしまいました。
申し訳ありません(´・ω・`)
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