Shiftallの指定配達より先行して届いてしまったのでレビューします~
MeganeX superlight 8Kとは?


Shiftallから予約販売されている新しい軽量なHMDです。
片目あたり4KのマイクロOLED搭載をしていながらとても軽量(179g)と今まで出てきた他社のHMDと圧倒的な性能差を持ったHMDになります。
高解像度と言えばPimaxシリーズがありますがあちらはHMDとしてはそこそこの重量があるので解像度と重量のバランスを取ってきたのは強いと思います。
以下公式スペックです
ディスプレイ | 1.35インチ マイクロOLED |
コントラスト比 | 100万:1 |
解像度 | 片眼 3552 x 3840 両眼 7104 x 3840 |
階調 | 8bit: 256階調 10bit: 1024階調 |
リフレッシュレート | 90Hz |
レンズ | パンケーキレンズ |
瞳孔間距離(IPD) | 58-72 mm (電動) |
ピント調整 | 0D~-7D (手動) |
アダプターレンズ | メガネショップアイより提供 |
重量 | 179g |
トラッキング方式 | Lighthouse(SteamVR 6DF) |
マイク・スピーカー | マイク:ビームフォーミング内蔵デュアルマイク スピーカー:無し |
接続 | PC: DisplayPort + USB 2.0 ヘッドセット: USB Type-C ヘッドセット側に追加のUSB Type-C あり |
個人的大きいのは一定範囲内では追加レンズ無しに裸眼でも使えるですね。
実はXRkaigiで実機を試して追加レンズなしで使えることを確認できてました。
(他のHMDと違い一般的なメガネを付けて利用はできないようです)
注意点としてはマイクは付いていますがスピーカーはありません。
HMD下部にあるUSB Type-C端子が付いているので一般的なオーディオインターフェース(DAC)などを使って外付けするか、無線イヤフォンを使う必要があります。
開封
シンプルな化粧箱に入って届きます。
上面のType-CがPCに繋ぐ端子で、底面のType-Cが拡張用の端子のようです。
合わせて手持ち棒を固定するステー用のネジがありますね。
レンズ下部のダイヤルが左右の眼に合わせてピント調整できるダイヤルです。
上の黒い箱がPCとHMDを接続するためのコンバーターボックスです。
(中身が気になりますね)
下のドングルがLighthouse系のコントローラーを接続するためのドングルです。
(HMD本体には搭載されず別でUSB接続になります)
これは付属のUSB Type-C の角度変更アダプタ
HMDのフリップするにはこのアダプタが必須です。
そしてヘッドストラップを付けた状態
ちょっと取り付けが分かりにくかったですが、ヘッドストラップにHMDを奥から手前(レンズ側)に取り付ける感じです。
そして付属のType-C to Type-Cケーブルを付けたところ。
この時点ではケーブルをそのままにしていますが、最終的には付属のケーブルタイでヘットストラップの後頭部側に固定するようにしました
(そうしないと外れそうになる)
PCに接続すると一時的に内蔵のファンがフル回転しますがすぐ収まります。
LEDが青から緑に変わったら接続完了のようです。
Pimaxで使っていたオーディオインターフェースをそのまま移植しました(LogicoolのDAC)正直ちょっとじゃまですね…
あとはSteamVRを立ち上げれば認識してくれます。
※その前にNVIDIAのドライバを更新しておきましょう(一敗)
コントローラーに関してはドングルが変わってしまうので再ペアリングが必要です。
使ってみて
やはり解像度が高いのはすぐ体験できましたね。
私は4K/32インチのディスプレイを接続していますが、XSOverlayやSteamVRのデスクトップ表示で綺麗に表示されます。
(Pimax 8Kplusではアップスケールしているのもあってかぼやけて表示されてるように感じてた)
そして今までのHMDにありがちだった顔周りの圧迫感は全くありません。
そして軽い、というか今までのHMDが重すぎなんですよねぇ..(頭に1kgもつけてるのがおかしい)
と、ここまで良きばかりでしたがデメリットも
GPU負荷がまー高い高い
4kディスプレイ2枚分ですからね。元々VRの片目あたりのレンダリング解像度を300%にしていましたが、負荷の高めのワードはかなりきついです。(一応4090積んでいますからね私)
スピーカーが無いのもちょっと不便ですね。
せめてイヤフォン端子があっても良かったのでは?と思ってしまう反面、どこぞのPimaxのようにオーディオインターフェースが残念だとすべて台無しになるのでまぁ正解だったかもしれませんね。
またデバイス接続周りも若干安定度が低いのか、この記事を書いている前日は接続できていたのに、今日はどうやらSteamVRのアドオンが消える事態が起きて接続できなくなるというのがありました。
いったんMeganeX Superlight 8K Configrater(設定ツール)をアンインストールしてから入れ直したら動きました。
にゃーん,,,,,,,,,, pic.twitter.com/1GKycNxXHf
— じんさん@ zin3 (@uesitananame55) February 24, 2025
ふぅ…(アンインスコして入れ直したら直った pic.twitter.com/pEji4WhyQn
— じんさん@ zin3 (@uesitananame55) February 24, 2025
焼き付け対策だともいますが、HMDが一定時間動いてないとディスプレイが切れます。
寝落ちしたときに結構びっくりするんですよねー
良かったら段階的に暗くなるようにしてほしい気持ち。
あとは値段でしょうか、現時点249,900円と決して安くはないですね。
とはいえPimaxの現時点上位モデルは合計30万超えですし、Twitter情報ですが内蔵しているOLEDディスプレイだけでもかなり占めているとかなんとか。
ですがこの値段を加味しても私は買いだと思います。
まだソフトウェア的なところで改善点がありそうなので今後にも期待です。
(ところで私は頭いくつあるんだろうか…)
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