Pimax 8KPlusのレビューとか

VR
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解像度全振りVR

実は買ってました

7月中頃ぐらいにちょうど公式サイトを開いたところアウトレットセールをやっていてその他のデバイスの葛藤の上で買ってしまいました

届いたのは8月の頭くらい

(画像はUS版ですが当時は日本版でもアウトレットページが用意されていました)

一応Pimax君は8KPlusと8KXがあるのでこいつは下のグレードと思ってください

Outlet 8K PLUS KDMAS – Edition | Pimax

Pimax 8K PLUS HMD | Pimax(jp)

スペックとか

公式を引用すると

解像度7680 x 2160 (片目 3840 x 2160)
パネルCLPLディスプレイ
リフレッシュレート72/90/110 Hz
視野角対角200度
IPD55 ~ 75 mm
アップスケールあり8KXはアップスケール無し

後から知ったのですが8KPlusは1440pをアップスケールしています
8KXを買えば良かったと後から後悔
(当時は8KPlusのページしかなかったんや…)

細かいのは英語Wikiの方が詳しいです

開封とか

Amazonっぽいダンボールと伝票と一緒にご丁寧にPimaxのテープで留められたクソデカ箱が出てきました

おそらく輸送周りは共通化とかしてるんですかねー

ダンボールを開けると黒を基調とした化粧箱が出てきました

ここら辺は他のHMDメーカーと比べると凝ってるなぁという感じ(モチベも上がるのでヨキ

ふたを開けるとindexと似たような感じに梱包されてます

残念なのは画像下部にある丸っこいイヤーモフ的なヤツがちゃんとしたポジションが無くぽん置き感がある感じな点
なんかもうちょっと凝っても良かったんじゃね?って思ったり(ValveIndexとかそこら辺しっかりしてるので

そして取り出すとこんな感じ

HMD本体と説明書、ACアダプタ、イヤーモフ的なヤツ

ケーブルはHMDの上に乗っかってる厚紙ケースに巻き付けられてました(ちょっと取り出すのが面倒かった

画像から分かるようにValveIndexのような3枝分岐ケーブル(テイザーケーブル)ではなく一体型です(まぁあちらは今は無きVirtalLink規格のための形状ですが…)

HMD本体について少し見てみましょう

スピーカーはValveIndexと同様のオープンスピーカータイプです

HMDのレンズ側のクッションです。

全体的におでこで支えるような形をしていて、メガネも対応しています。

少し分かりにくいですが、左側にでてるケーブルはスピーカーへ伸びるミニジャックです。

もしイヤホンを内蔵のオーディオIFにつなげたい場合はこちらからつなげられます。

ほぼ映ってませんが、右下にIPDに調整するダイヤル、底面にUSBType-Cがあります。

そして後頭部側のクッション

かなり大きく、厚みがあるのでしっかり支えてくれます。
(おかげでV睡はしんどいですが…)

あとACアダプタとか。

ちゃんとPSE付いてます(ValveIndexは後付けシールですねー)

写真は撮りわすれましたが、ケーブルは末端に分岐していて、そこにACジャックがあります。

分岐はUSB3.0とDisplayPortです

使った感想とか

めっちゃ綺麗

解像度が高いというのもあるので、細かい描写というかIndexでかなり感じしていた液晶のセルが見えません

メーリングリストの画像勝手に引用ですが(英WiKiの画像に変更しました)こう比較するとIndex君もうしんどいんやなって感じてしまいますね(PimaxCrystalとかAppleVisionProはとち狂ってますが)

ただ、スイートスポット(はっきり映像が見えるかつ中心からのずれの範囲)がめちゃめちゃ狭いと感じました。

すごい視野角

スペック上200度ってなっていますが、大体160ぐらいが人間的にも限界です

ですが見える範囲が大きいのは情報量が大きくなるのでかなりVR体験は高いです

加重バランスはちょうど良い

HMDにありがちな前方方向に垂れてきて頬が痛い現象は無くなりました

前後に挟み込む感じでかっちり固定してくれるので良い感じ

まぁ背もたれが高い椅子とかじゃまでしょうがいないのもあり、VR睡眠とかしんどってなりました(やめました)

オーディオが微妙

Pimax君は解像度や視野角といったグラフィック系に全振りした結果(というかHTC君もそうなんだけど)オーディオインターフェースが微妙です

というかIndexが優秀過ぎというかバランスが良すぎというか…

どのあたりが微妙なのかと言うとまずマイクがかなり音質が低いです。
自分で付けてると分かりませんので録音したのがこちら

オリジナル音声はYAMAHAのAG03とSonyのECM-PCV80Uです(なんかいろいろ間違えてますが気にしないでください)

indexマイク

Pimaxマイク

スピーカーもパワーがありません

(少し距離があるため弱めです)

indexスピーカー

Pimaxスピーカー

最適解は底面のUSB端子から伸ばしてきてUSBDACをつなげる以外無いと思います(特にマイク)

最終的にはAmazonでよさげなケーブルとヘッドセットに付いてきたオーディオインターフェースを繋いでいます

UseBean USB type C 延長ケーブル L字型 0.3M, 直角90度 USB-C 3.1 Gen 2 20Gbps高速データ転送PD | Amazon
UGREEN OTGケーブル Type-C 変換アダプタ タイプC USB3.0メス 高速転送 | Amazon

コントローラーとかに必要なドングルも無いありました

コントローラー元から付いてないのですが(昔からValveIndexコンがオプションで付けられたぐらいの認識)、コントローラーをPCと接続するためのドングルとしての機能がありません。

ValveIndexはHMD本体、HTCViveはケーブルの途中にあるセットボックスがドングルやベースステーションのスリープをする専用Bluetoohドングルとして機能します。これがありません。

つまりIndexコントローラーを使いたい場合は別途SteamVRドングルを買ってください

SteamVRドングル(デバイス1個ペアリング用)| IntoFree

最初トラッカーが全部認識しなくてなんで?ってなりました(ViveトラッカーのドングルはIndexコンも認識する)

改めて確認したところPimaxにドングルを確認でき、再接続したところ認識しました

使ったソフトはこれ

USB Device Tree Viewer
USB Information Tool for Windows

またソイじゃぁIndexのUSBだけつなげたらドングルだけ使えるやんってやってみたところ(Questだとできますが)Pimaxが認識しなくなります。(これはまじ)

Bluetoothドングルも無いためベースステーションのスリープができません。
(BS自体BLEで制御できるが、SteamVR連動をする場合は純正=HMD内蔵が必要)

こちらはサードパーティのドングル&ソフトを使うか諦めましょう(私は面倒くなって諦めました)

OVR Lighthouse Manager | GitHub
(フレンドさんが作ってるヤツ)

いろいろ電源が落ちない

ValveIndexとViveTracker(2018とか3とか)を使っていると、SteamVRを終了すると同時にコントローラーやトラッカーの電源を自動で落としてくれる機能というかデフォでそのような動作をしています

これが動きません

HMD、コントローラーx2、トラッカーx3すべて手動で落とす必要があります

こればっかりはどうしようもないのか正直誰か良い答え知ってませんか?

毎度落とすのがめんどくさい…

トラッキングが飛んで行く

HMD自体のトラッキングが結構な頻度で出るようになりました
(Indexのころはまずありませんでした)

トラッカーとかなら分かるのですが、表面積が大きいHMDだからこそ謎でVR体験をかなり下げてくるのでどうにかしたいところ

ただもしかしたら不具合かも?(現在サポート問い合わせ中

ゆがむ

これはレンズの関係らしいのですが、VRChatをしている感じあまり気になりませんが、オーバーレイ系のソフトウェア(XSOverRayとか)の縁がかなり黄色くゆがみます(VRビューとかは正常)

それほど気にはなりませんが、最初は何これってなりました

総評

正直微妙

圧倒的視野角と高い解像度のコラボを求めるならPimaxシリーズは比較的あり
オーディオインターフェースに関しては外付けでどうにかできるのでそこを目をつぶるならですが

単に高い解像度であればQuest3とかBigscreen Beyondの方が体感が高いと思います

はよValveは解像度の高いレンズがパンケーキなHMDを作ってくれ

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