USB4でSFP+なNICを買ってみた

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な、なんだこれはー(棒)

AliExpress

AliExpressを物色してたら面白そうなのが転がっていました

USB4で10GNICを2つも搭載しているデバイスがありました。

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中華系ですがチップはIntelの物をちゃんと使っている様子。

Lekuo Lekuo USB4 Dual SFP+ 10G Network Adapter | Intel 82599ES | Thunderbolt Compatible_Shenzhen MMUI CO.,Ltd
The Lekuo DTB3F21 USB4 to Dual 10Gb Fiber SFP+ Network Adapter provides lightning-fast 10Gb Ethernet connectivity throug...

しかも今開催中の秋のセールの対象でかなり安いのでポチー

で、届いたのがこちら

うーん何かいてあるのかわからん

開封

入っているのは本体、USBケーブル、説明書

本体はType-Cの接続と、SFP+が二つちゃんと付いてます

ちゃんとQCPASSしてる

説明書については基本的な部分は網羅しているのと意外にも100Base-TXも対応しているとのこと。(いやトランシーバーがもう無いよ)

付属しているType-C to Type-Cについてですが、意外にもふにゃふにゃでほんとにUSB4対応しているのかよと思ってしまいましたが、USBチェッカー3で確認したところちゃんと対応していました。

接続 その1

Windows機はドライバを入れないと行けないのと、USB4に対応していないのでデフォで対応しているMacBookAir(M3)を使いました。

macOSの場合はドライバは不要で動きます。

なので接続するだけで、システムレポートとシステム設定から追加された事を確認できます。

あとはSFP+側に繋ぎたいネットワークを接続すればOKなのですが、単純に環境を用意するというか光ファイバーが作業する場所に届かないのでループさせてVMとmacOSで確かめることにしました。

端から見ると頭おかしいですがこれで行きます。

速度計測の準備

結果的にはVMで対応していれば動きますが、VMWare Fusion で作成しました。

Ubuntu 24.04のARMイメージをインストールしてapt install iperf3でインストールしておきます。

NICを接続して、ファイバーを接続するとDHCPでIPアドレスを取りに行こうとしていますがどうせそんな物は存在しないので、片方のNICをIPを手動で適当な物を割り当てます。

もう一つのNICはオフにしてしまいます(これはVMに割り当てる用)

一旦VMを落とし、VMの設定からネットワークデバイスを追加し、ブリッジモードでデバイスの片方のNICを割り当てます。(VMWareの場合macOS側のアクティブ状況が分かるので赤いステータスのmacOSとしては無効になっているNICを選びます)

VMの中からIPアドレスを設定します。

めんどくさいのでデフォのnetplanを使います

cd /net/netplan/
cp 50-cloud-init.yaml 99-config.yaml
sudo vim 50-cloud-init.yaml
network:
  version: 2
  ethernets:
   ens160:
    dhcp4: true
sudo vim 99-config.yaml
network:
  version: 2
  ethernets:
    ens160:
      dhcp4: true
    ens256:
      dhcp4: false
      addresses:
      - 192.168.100.1/24

ens160はmacのネットワークを共有しているNATでens356が今回追加したNICです

この状態でpingが通ればOKです。

あとは速度計測をしてみます。

macOS側をサーバーとして起動して、VMから接続しています。(逆から接続するとどうも速度が出ない)

右のグラフから分かるとおりMacBookAirのパフォーマンスコアを使い潰しているのでパワーが足りていないですが、5Gbps程度でています。

外装温度は40度ぐらいでした(ただこの後分解しますが、ちょっと残念な結果に)

接続その2

やっぱりちゃんと対向を用意してあげて速度計測してみます。

相手はしばらく起動してなかったPRIMERGY鯖で試してみます。

CPUはXeon Goldです。

実は接続ランプ点いているんですよね

で、結果をドン

TCPではほぼ9Gbps強でました。

UDPでは4ストリームで9Gbpsぐらい出ました。(1ストリームだと速度が出ない)

ついでに分解

ネジで留まってるだけなので軽く分解してみます。

ヒートシンクをはずしたらこちら

中央のおっきめのチップはIntel 82599という10Gbpsのネットワークコントローラーですね。

Intel® 82599 10ギガビットイーサネットコントローラ:データシート
データシート: このドキュメントでは、デュアル 10 ギガビット イーサネット (GbE) ネットワーク インターフェイス コントローラーである Intel® 82599 の外部アーキテクチャ (デバイスの動作、ピンの説明、レジスタ定義など...

ちっさい基盤に載っていたのはThunderbolt3のコントローラーです。USBとThunderboltに対応して互換性もあるそうです。

インテル® JHL7440 Thunderbolt™ 3 コントローラー - 製品仕様 | インテル
インテル® JHL7440 Thunderbolt™ 3 コントローラー 仕様、機能、およびテクノロジーに関するクイック・リファレンス。

Type-Cの近くのICはUSBコントローラーっぽいです。

外ケース無しではかると60℃弱出てました。

構造上ICのヒートシンクと外装は接触していないのである程度動かすと熱がこもってしまいます。

なのでできれば風を少しでも与えてやれば冷えそうです。

まとめ

NICとしてはセール中とは言え安い方に入るかなと思います。

少し構造が残念でしたが、十分使える部類に入りそうです。

ただ、MacBook系ならデフォでUSB4が付いていますが、Windows系だとどうしてもハイエンドクラスにならないと付いていない印象なので他の端末で使える機会があればいいなぁという気持ち

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