ラックサーバーを買いました!
ラックサーバーって?
サーバー機器はいくつか分類できて、ラック(棚)に複数のサーバーを収納するラックサーバーや通常のデスクトップの奥行きが長いバージョンなどあります
ラックサーバーの特徴はサーバーの厚みが小さく、奥行きが長く、ラックにたくさん収納して使用します
今回のサーバーも
Google Home MiniやUSBメモリー、2.5インチHDDがものすご~くちっさく見えます
提供してもらった人
このサーバーはTwitterで見かけたもので
Specter Goodrichさんのより頂きました
価格はなんと1万円!!
さらに現金では用意できないのでBitCoinなら支払いできるといったら応じていただきました
ほんとありがとうございます(ち´;ω;`)ぇ
性能面
提示情報では
- DELL
- PowerEdge R610
- デュアルCPU
- XeonE5530 2.4GHz 4Core 8Thread
- Ram 12G(DDR3-8500E)
- LSI RAIDコントローラ
- 動作確認済み
- 電源ユニット欠品
こんな状態でした
Dellの商品ページより追記すると
- メモリの最大は96GB(6Gx12レーン)
- HDD及びSSDは最大6台、ホットプラグ対応
- スリムタイプDVDドライブ
- ホットプラグ対応冗長電源
- ストレージに2.5インチSAS(15000,10000rpm、73G, 146G, 300G,600G)orSSD(50G, 100G)orSATA(72000rpm、80G500G)orインチニアラインSAS(72000rp、500G)他
- x8 PCIe Gen2 x2
- デュアルポート内蔵BroadcomギガビットイーサーネットNICx2
微動カード Matrox G200、8MB共有ビデオメモリ - 騒音レベル35dB?
手っ取り早く言うなら普通のマシンじゃないです(そりゃそうだけど)
可用性のため、起動したまま取り外しができる等あり、速度のため通常より速いストレージを扱うこと前提になっているなど
あとサーバーなので強制冷却のため、騒音が大きいです(これ結構大事)
SAS、SATA?
通常HDD、SSDはSATAという規格を使用して接続しています
サーバーではもちろんSATAを使用してHDDやSSDでも利用できますが一部でのサーバーでは利用状況により通常よりアクセスが多くなります
SATAではSerial ATA、SASではSerial Attached SCSIとされていて一見別物扱いですが、SATAコントローラ(制御部分)はSATAのみですがSASコントローラはSAS、SATA両方使えて混在も可能なようです
SASのHDDやSSDは回転数や転送速度がSATAのものより速くなっておりSATAよりも高負荷での想定で大規模なサーバー、専用サーバーに向いているといったところでしょうか(SATAはどちらかと言うと低コスト大容量向け)
外見とか内部とか
フロント
ベゼルがかっこいいですね~
フロント部分のI/Oは
- 主電源ボタン
- USBポートx2
- 光学ドライブ(DVD-ROM)
- インフォメーションパネル?
- 2.5インチSASドライブx6(すでに2台付いています)
- VGA
- サービスタグ(ESTと書かれているところを引っ張ると出てくる)
トップ
ラックサーバーのためカーバーを開ける取っ手のみしかありません
取っ手を持ち上げるとカバーを開くことができます
バック
後ろの部分はネットワーク関係が多いですね
左端から
- iDRAC6 Enterprise
- メンテナンス用SDカードスロット
- Serialポート
- VGA
- USBポートx2
- ギガビットイーサーネットx4
- 電源ユニット(欠品)
iDRAC6はリモート制御を行うためのもののようですがライセンスがどうとかよく分かりませんw
どうもランクがあるようですがどちらにしろ操作面では皆無なので使えなさそう
中身
トップにあったカバーを外した状態です
右側からフロントにあったSASやDVDドライブなどがあり、吸引ファン、メモリやCPU、PCIe(RAIDコントローラなど)のようです
奥さん!!これが噂の爆音1Uサーバーのファンですよ!!
ほんと小さいです(ち´゚д゚`ぇ)ソリャウルサイヨ!
そんなやつが6個もいるんですよ….(騒音不可避)
CPU横のコンデンサです(だよね?)
こうゆうやついいですね~(個人的)
これはRAIDコントローラです
初めてRAIDコントローラを見たのですが以前別マシンで付けたことがある(PCI接続の)IDEコントローラに似ているようなそうでもないような
手前に伸びているカラフルなケーブルの先にはバッテリーがありました!
天板
天板の裏には各パーツの取り外し装着の方法が載っていました
さてメンテや増設をしようというときにマシンによっては全然違いますし仕様書何か探していたら大変ですから天板についているだけでも便利ですね
このサーバー、通常だといくらするのかちょっとだけ計算してみました
(多分)無いものもあるので一番下のものを選択して+αってことで☆(ちゝω・ぇ)v
- スタンダード(Xeon E5502 x1,Ram:1G x1,HDD:160G SATA x1,Power:717W x1):306,600円
- マザーボード:0円(スタンダード付属、標準)
- プロセッサー:+71,400円(Xeon E5530)
- プロセッサー(増設):+101,850円(Xeon E5530)
- Ram:+44,100円(12G:2GB x 6 / DDR3 RDIMM )+α
- RAID構成:-19,950円(非RAID と思いたい、やったところでもおおよそ+0円~数万)+α
- HDD:+33,600円(73GB SASHDD x2)
- 光学ドライブ:+5,250円(x8 SATA DVD-ROM)
- OS:+0(不明及びどうせ書き換えるため、ちなみにWindowsServer、Red Hat Enterprise Linux、SUSE Linux Enterprise Server、VMware、Citrix XenServer等から選べる、どれもめっちゃ高い)+α
- ブートパテーション:+0(フルブートパーテション)
- リモートアシスタントカード:+17,850円(iDRAC6 Enterprise、SDカードなし)+α
- PCIカードオプション:+0(付いていないためなしx2)
- HBA:+0円(わからないため、HBAって何?)
- DB:+0円(OS同様、もし入れるとしたら2CPUライセンスで+1,543,500円+α)+α
- ほかソフトウェア:+0(システム監視、バックアップなど、めっちゃ高い)
- 電源ユニット:+0円(717W、冗長ユニットなしの場合、ただし今回はないため-21,000円くらい?冗長すると+21,000円)
- ラックレール:+0(レール等キットはなかった)
- フロントベゼル:+6300円(まさかの有料)
- ケーブル等:+0(特に付属していない)
- マニュアル:+0(通常は付属一式全てでも+0)
さて、このオプション(途中おかしいが)で計算すると…
591,150円!!
ちなみに上は電源がある計算のため、電源を含めない(今回来た構成)だと…
534,450円!!
ハード面でこれだけかかっていますが実際に使う際はOSなどなど増えてきますのでこれ以上ってことになります(ち´゚д゚`ぇ)スゲェ
まぁ参考にした資料が2010年4月となっているのでいまから用意するなら多少安くなっているでしょうがサーバーを普通に購入するとエライ額になるってことはわかりました…
ただ、それは新品の話、中古で回ってくるサーバーなんぞ大抵「システムアップグレード」、「機器の統一」などで実はまだ全然動くことがたいていだと思います
これの検証とか
実は電源ユニットをすでにヤフオクにて落札し、支払いも済ませたので後は届くまでになりました
何がOSが入っているかは知りませんが、多分Windows10やUbuntuあたりを入れようと思うのでよくPC自作動画などにベンチマークをやっているので私もやってみたいと思います
このベンチマークツールを動かしてくれ、このゲームを動かしてくれなどでも構いません教えてください!!
ベンチマークソフトに関してはフリーのものであること(有料ベンチマークソフトなんぞ知らんけど)
ゲームに関してはフリーのもの又は私が持っているゲームに限ります(ぜひやってくれと思うならちょうda(殴
サーバーを買ったのでベンチマーク何やってほしい?[人畜無害のブログ]
現時点では以下をやろうと思います
ベンチマークソフト
- CrystalMark
- Win Score Share(Winodwsエクスペリエンス)
- 3DMark(Free)
ゲーム
- Minecraft
- Minecraft (MODあり)
- PAYDAY2
- 7 Days To Die
- ASTRONEER
その他
- BitZenyマイニング
- MonaCoinマイニング
一応参考に私のSteamIDはzinntikumugaiです
期限は電源ユニットを装着するまで(最大で12月16,17日かな)
だいぶ効果なものを1万円という格安でいただきほんとありがとうございました!
大事にします☆(ちゝω・ぇ)v
参考:
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