ラズパイzeroにLibreELECというOSを入れてTVで操作する動画などの専用機にしてみます
LibreELEC?
最近のバージョンでNOOBSでインストール済みのOSの一つです
ラズパイをメディアプレイヤーとして使うことができます
ちなみに「OSMC」というOSもありますがNOOBSでインストール時に出てこなかった(NOOBSだとネット経由になる)のでLibreELECを使います
どうやらOSMCは対応ハードが多く、LibreELECは比較的軽いようです
メディアなので動画、音楽、画像がメインとなります(音楽に特化したOSはVolumioみたい)
準備
NOOBSでインストールしても良かったのですが使えるmicroSDカードが32Gと1G(めっちゃ極端)で、32GはNOOBS経由で入れましたが実際に使っている容量は非常に少なく(多分1G未満じゃないのかな)直接入れるよりサーバーを用意してそこから参照するようにしたほうがいいと思い直接入れます
NOOBSを使う場合は2G以上必要になってくると思います
SDカード
LibreLEECのイメージを書き込みます
LibreELEC公式からラズパイzero用のものをダウンロードします
中段あたりのDIRECT DOWNLOADSから使うラズパイのバージョンを選びます
少し下の「LibreELEC-RPi.arm-x.x.x.img.gz」をクリックしてダウンロードします
ダウンロードしたファイルは.gzと圧縮ファイルなので7zipなどで解凍します
解答してできたフォルダにイメージファイルがあるのでWin32 ImageWriterでSDカードに書き込みます
Image Fileに解凍したファイルを、Deviceにインストール先のSDカードを選択してWriteをクリックして書き込みます
容量が非常に少ないため以外にすぐに終わります
本体接続
ラズパイzeroにmicroSDカードを接続し、電源、microOTGケーブル、HDMIなどを接続します
ラズパイzeroなので無線機能が無いので発熱暴走しまくるLANアダプタを接続しています(扇風機で冷却)
TVがCECという規格に対応していればTVのリモコンで操作できます
今回使ったTVは対応していましたが操作性がいまいち(特に文字入力)のでマウスも繋げています(実際に使うときはそこまで必要ないかな)
キーボードがあればまぁ楽ですがそこまで使うことはないともいます(日本語入力非対応みたいですし)
ちなみにmicroOTGケーブル、USBハブともに百均のやつですw
電源にはラズパイ3のアダプタ(3A出力対応)を一時的に使っていますが、実際には1A出力程度のアダプタにする予定です
セットアップ
電源を入れて起動します
簡単な初期化が入ります(多分)
すぐに再起動します
再起動後セットアップウィザードが始まります
KODIのアイコンかっこいいな
セットアップウィザード
選択とあるものはマウスカーソールを合わせてクリック、TVのリモコンでカーソールを合わせてOK(決定)、キーボードの矢印キーでカーソールを合わせてEnterと同等です
まず開始ページはよくある決め台詞みたいなものです
「Next」を選択
ホスト名を変更できます
今回は特に変更せず「Next」を選択
WiFiアダプタが認識されていればESSIDが見えます
選択すると
どうするか聞かれるので「Connect」を選択
パスワードを入力して「OK」を選択
無事接続できるとStateの項目が「idle」から「online」になります
「Next」を選択
リモートで使用するサービスを選択できます
デフォルトではSSHがオフ、Sambaがオンになっています
遠隔操作をするために(操作ができなくなったとき遠隔で強制パワーオフとか)SSHはオンにしておきます
SambaをオンにしておけばファイルをmicroSDに直接転送できます
設定したら「Next」を選択
もういちど「Next」を選択して通常メニューに戻ります
この他の細かい設定(日本語化とか)は別記事にします
参考:
2017年ラズベリーパイにLibreELECをインストール+日本語化+MPEG2ライセンスキー導入してTSファイルを見れるメディアプレイヤー作成 – ITでこぼこ日記
2017年2月24日リリース(v8.0.0)のLibreELEC公式HPダウンロード版のインストール – ITでこぼこ日記
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