xUbuntuを入れて思ったことがbootメニューがベースである「Ubuntu」と表示されてしまうことです
バージョンが表示されてなかったりxUbuntu入れたのにUbuntuだとかで変えてみようと思います
変更の仕方
2種類方法があります
- 読み込み時に使用されるファイルを直接変える
- 読み込み時に使用されるファイルを生成するための設定ファイルを変える
どちらもできます
ただ、一つ目はすべての箇所を変える必要があり、すでにUbuntuなどを入れていた場合、全て変えてしまう可能背がありバージョンアップで変わってしまう可能性があります
二つ目は現在使用しているlinuxのboot名を生成する際に使われる方を変えます
わかりづらいですが二つ目でやってみます
まず次のコマンドを実行してみてください
lsb_release -i -s
殺風景に「Ubuntu」と表示されました。次のも同様に実行してみてください
lsb_release -d -s
こちらは「Ubuntu 16.04.3 LTS」とバージョンまで出てくれました
一つ目のコマンドはデフォルトで設定されているものです
ほしかったのは気持ちとしては2つ目です
Xubuntu
さて、xubuntuを入れたので”x”の部分が出てほしいですが出てくれませんでした
ベースがUbuntuであるとかそこら辺でしょう(多分)
考えるの疲れたので単純に先程の「Ubuntu 16.04.3 LTS」に”x”をつけることにします
desp=$(lsb_release -d -s) && echo "x${desp}"
&&より左は変数「desp」に先程表示させた結果を格納します。
&&より右はそれ以前のコマンドが成功した場合「x」と変数の値を出力します
単純に「xUbuntu ~」と書けばいい話でもありますが、バージョンが変わっても行けるようにしました
ただ、バージョンアップしたときに表示が戻ってしまったら意味ありませんが…
変更を適応させる
xubuntuではvimが入っていなかったので先に入れておきます
sudo apt install vim
/etc/default/grub をroot権限で開きます
sudo vim /etc/default/grub
「GRUB_DISTRIBUTOR」の項目を書き換えるか#でコメントアウトして新規で書き込むなりして先程のコマンドを設定します
GRUB_DISTRIBUTOR=`desp=$(lsb_release -d -s) && echo "x${desp}"`
上書き保存したら、次のコマンドを実行します
sudo update-grub
これで変更したところを適応した状態で更新されます
再起動してbootメニューで「xUbuntu ~」と表示されていたら成功です!
いくつか見てみたところ、bootメニュー時に読み込まれるファイルを直接変えてるところがありました。
手軽ですが(カーネルの)更新時に消えてしまう難点があるので今回やったほうが良いと思います
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