Android SDK経由でGoogle USBドライバを手に入れる方法[Android,SDK]

開発
この記事は約3分で読めます。

Androidをコマンドライン経由で操作する際よく使われていたadbコマンド、Android Studioが出てからは今まで使っていたAndroid SDKを使用した方法が使えなくなりつつあります

今回、デバックモードの際に使うGoogle USBドライバが必要になりSDK経由で手に入れようとしましたがどうやらAndroid Studioの一部を取り出してSDK toolsとして出ているようです

ただ、今までのようなGUI操作ではなくなってしまったのでコマンドラインツール版でやってみたいと思います

コマンドライン版SDKを手に入れる

コマンドライン版はAndroid Studioのダウンロードページにオプションとして配布されています

Android Studioに含まれていますが、プログラミングもしない人が数GBも消費してまで入れるよりは少々不便ですがこちらのほうが(できる人は)良いかもしれません

Android Studio

最下部に「コマンドライン ツールのみ入手する」とあるので各OSのSDK経由ツールパッケージをダウンロードし、解凍します。

SDK Managerを使う

コマンドライン版になりダブルクリックでは操作できなくなります

コマンドプロンプトかシェルスクリプトでアクセスする必要があります

今回はコマンドプロンプト(windows 10でCreatorUpdate済み)で説明します(windows7でも同様のことができます)

保存場所まで移動

Windowsキーを押し「cmd」とキーボード入力をしてください

検索候補にコマンドプロンプトが出てきます

そのままEnterを押してください

SDKを解答してできたフォルダまで移動します

デスクトップなら

cd Desktop\sdk-tools-windows-xxxxxx

のように移動してください

更に内部に移動します

cd tools\bin

さらに「dir」と打ち込み、以下のようにsdkmanager.batがあることを確認してください

ドライバダウンロード

コマンドプロントでは必要なファイルのセットを指定してダウンロードできます

sdkmanager --list

で一覧を見ることができます

出力された中から「Available Packages」のリストの「Description」が「Google USB Driver」の項目を探してください

この項目の一番左の文字列、つまり上の画像では「 extras;google;usb_driver」を以下のように打ち込みます

sdkmanager extras;google;usb_driver

途中利用規約を聞かれるので確認してからyと打ち込みます

完了するとsdk-tools-windows-xxxxxフォルダ内に「extras」フォルダが追加され、その内部に目的のUSBドライバがあります

ドライバインストール

自動でインストールはされないので手動でインストールします

「usb_driver」フォルダ内の「android_winusb.inf」ファイルを右クリックして、インストールをクリック

管理者権限を要求されます

インストールしていいか聞かれるのでインストールを選択

これでインストールができました


これで、adbコマンドを使うことができるようになりました

GUIで操作できていたSDKがなくなってしまったのは残念ですが簡単なことならコマンドライン版でもできるので試したいと思います

コメント