Mac OSの購入と準備をしましたが、実際にインストールしてみて、違った点があったので合わせてまとめます。
まず、不足部分
Unlockerツールを使いMac OSをインストールする機能を出しましたが、VMwareのバージョンが12.5.xでしたのでUnlockerのバージョンも変わり、2.0.8と後で書きますが2.0.7も必要でした。
なのでまとめると
- インテル バーチャライゼーション・テクノロジーに対応したCPUを搭載したPC
- VMware Workstation 12 Player 12.5.1
- Unlocker 2.0.7
- Unlocker 2.0.8
- Mac OS X Snow Leopard (10.6.3)
が必要になります。
一応私のマシンは人畜無害のホムペ – AboutのSpecに書いてあります。
なので改めてダウンロードの部分から書き直します。Mac OSはすでに購入していることが前提です。(私はついでにイメージ化もしました)また、以前の準備から上書きして行いましたが動きました。
まずVMwareをインストールします
公式サイトの左メニューダウンロードからVMware Workstation Playerをダウンロードします。
そしてインストール
とりあいず、VMwareを終了しておく
VMwareをUnlock
Mac OS を選択できるようにするためUnlockを行います。
これはMac OSをインストールできるようにするためのパッチです
VMwareを改変することなので自己責任で行います。
Unlockerはこちらからダウンロードが来ます。会員登録が必要です。登録後、ログインしてDownloadから2.0.7と2.0.8をダウンロードします
そして両方とも解凍します。
2.0.8のフォルダ内にある「win-install.cmd」というファイルを右クリックから管理者として実行をクリックします
コマンドプロトが開き勝手に閉じます。
これでVMwareのインストールのOSにMac OS Xが選択できるようになります。
いったんOSをインストールします
何故いったんなのかというと、Unlockした状態では今回入れるSnow Leopardに対応していますが、サーバー向けのOSのみです。
インストールを続けるとこれはサーバー向けのOSでないと出てしまうので回避しますが、.vmxというファイルが必要なので、インストールして必要なファイルを用意します。
一応仮想マシンの構成はほとんどデフォルトですが
- メモリ – 1GB(のち2Gに変更します)
- プロセッサ -1つ
- HDD – 40G
- ネットワークアダプタ – NAT
- サウンドカード – 追加
- 他 – デフォルト
のようになります。
参考:VMWare Workstation 12 PlayerにSnow Leopardをインストールする
新規仮想マシンの作成をクリック
ディスをイメージにしたなら選択(またはドライブに入れる)、この時点ではOSの種類を検出できませんが次へ
ゲストのOSをApple Mac OS Xに、バージョンをMac OS X Server 10.6(32bitマシンならMac OS X Server 10.6 32ビット)を選択、Unlockをしていないと表示されません。
仮想マシン名をわかりやすいものに変更します。合わせて保存場所を変えるなら参照から変更します。
注意としてこの欄に書かれた最後のフォルダ(上ではMac OS X 10.6 Snow Leopared)に様々なファイルがばらまかれるので気をつけてください
HDDのサイズを選択します。40GBにしていますが、インストールしてすぐは10GBも使いませんがアップデートやアップグレードで何かと使うのでこのぐらいでいいでしょう。また、実際にファイルが生成されてからサイズが大きくなるのでメインマシンのHDDの空き容量に気を付けてください。
また、単一ファイルとして格納にします。
これはHDDのイメージ(ファイル)を一つで扱うか、複数に分けるかですが、USBメモリーなど持ち運ぶ場合は複数に分けたほうがいいかもしれません。次へをクリック
現在の仮想マシンの構成が確認できます。これにサウンドデバイスを追加するので、ハードウェアをカスタマイズをクリック
ここからメモリなども設定ができます。メインマシンの最大値より超えないようにしてください、起動しなくなります。
ここにサウンドデバイスはありませんので下の追加をクリック、確認が出ますが、OKをクリック
サウンドカードを選択して次へ
そのまま完了
その他のデバイスにサウンドカードが追加されました。完了をクリックで準備は終わりました。
いったん起動しますが起動できません
ホームに戻るので仮想マシンを再生をクリックして起動します。
WindowsやLinux系をインストールした方は気づくかもしれませんが、BIOS画面が少し変わります。
ですが、このOSはサーバーではないよと、起動できません。
VMWare Workstation 12 PlayerにSnow Leopardをインストールするで書かれていますが、回避する方法があります
サーバーかどうかのチェックを回避する
Unlocker 2.0.7にfirmwareというフォルダがありその中に2つファイルがあります。
最新の2.0.8にはこのファイルがないので、このために一つ前の2.0.7をダウンロードしました。(これ以外にはもう用途はないですw)
この2つのファイルを仮想マシンを設定したときに指定したフォルダにコピーします
コピー先のフォルダに「指定した名前」.vmxというファイルをテキストエディタ(サクラエディタやTeraPadなどなるべくメモ帳以外)で開きます
最後のところに64bitなら
efi64.filename = "efi64-srvr.rom"
32bitなら
efi32.filename = "efi32-srvr.rom"
と最後に追記します。
これで起動する準備は整いました。
かなり長くなってしまったので続きは次の投稿で
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